サウジアラビアは、S-400を理由にカタールに対して軍事作戦を開始する用意がある マスコミ

サウジアラビアのサルマン国王は、フランスのマクロン大統領に書簡を送り、カタールがロシアの地対空ミサイルシステムS-400を入手した場合、サウジアラビアはカタールに対する軍事作戦を開始する用意があることを伝えた。仏紙ル・モンドが報じた。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

サルマン国王はマクロン大統領宛ての書簡で、カタールとロシアの間で行われている交渉に深い懸念を表した。国王は、カタール領内のS400はサウジアラビア空域の安全に影響を及ぼすと考えており、緊張が高まる恐れがあると指摘している。書簡では、このような状況で「サウジアラビアはこの防衛システムを一掃するために軍事行動を含む必要なすべての措置を講じる用意がある」と述べられている。

露、中東・東南アジア諸国とS400売却交渉
ル・モンドによると、サルマン国王はマクロン大統領に、S-400の売却を阻止し、地域の安定を維持するよう求めた。

なおル・モンドは、フランス外務省はコメントを拒否し、サウジアラビア当局からのコメントもないと報じている。

関連ニュース

サウジはカタールを文字通り、島に変えようとしている?

世界の軍事費増加、冷戦後最高水準に

コメント