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「Yandex Station」は、例えばアマゾン、グーグル、アップルなどの「スマート」スピーカーとの類推でつくられ、サウンドを奏でることができるほか、テレビに接続して動画や映画などをみることもできる。また音声コマンドを使ってアラームを設定したり、タイマーを開始したりすることもできる。
「Yandex Station」には、音声コマンドによりよく反応するための入出力マトリックスを形成する7個のマイクが内臓されている。
ヤンデックスは「『Station』はマトリックスを使ってどこから声が聞こえるのかを判断し、関係のないすべての音を遮断する。部屋の窓が開いていても、窓の下で道路工事をしていても、『Station』はあなたを理解するだろう」と主張している。
「Yandex.Station」の価格は9990ルーブル(約1万7500円)で、販売は夏にスタートする。購入者にはApple Musicのような音楽を聴けるサービス「Yandex.Music」が1年間無料で提供されるほか、映画専用のロシア語インターネットプロジェクト「Kino.Poisk」で1年間広告なしで映画を視聴できたり、ヤンデックス経由でのタクシー予約や買い物の割引サービス「Yandex.Plus」の別のオプションなどが提供される。
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