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リュウグウは地球と火星の間に位置している、直径わずか900メートルの小惑星。計画では「はやぶさ2」は6月21日から7月5日の間に到着する。
「はやぶさ2」は2014年12月、種子島宇宙センターから打ち上げられた。リュウグウでは土壌サンプルを採取し、2020年末には地球に帰還する予定。研究者らはリュウグウに水や有機物質の痕跡を発見することを期待しており、これが見つかれば、宇宙に生命が拡散していく秘密を解き明かす一助となる。
最初の「はやぶさ」は2003年に打ち上げられ、アポロ軍の小惑星イトカワに到達し、サンプルを地球に持ち帰った。「はやぶさ」は60億キロという人類史上最も長い行程の宇宙飛行に初めて成功している。