スプートニク日本
2017年8月2日, 12:45
これに先立ち、当該領事館の職員1人が「音響攻撃」にさらされた可能性があると報じられていた。米政権の見方では、キューバに駐在する米外交官らが被害を受けた攻撃に似たものだという。一方、中国政府は、「音響攻撃」の証拠は発見されなかったと強調している。
同紙による情報では、その後、米国務省によって特別に派遣された医療チームが、広州にある米総領事館の多くの職員とその家族の検査を実施している。
同紙によると、ますます多くの米外交官が様々な国で音響によるものとみられる影響にさらされるにつれて、このことに中国やロシアといった国々が関係を持っている可能性があるのではないか、との疑念が米政府内で生じつつあるという。米国が自らの推測において、いったい何に基づいているのかについては、記事では説明されていない。