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これはドイツのメルケル首相がテーブルの近くに座っているトランプ米大統領を険しい眼差しで見ている写真。メルケル首相の隣には欧州の首脳らが立ち、トランプ大統領の隣にはジョン・ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)がおり、その間に安倍首相が腕を組んで立っている。
写真を撮影したのはドイツ政府の公式カメラマンで、写真はメルケル首相のインスタグラムに「2つの作業セッション間の自然発生的なミーティング」という短い説明と共に掲載された。
USAトゥデイは写真について「写真が数千の言葉に相当するとしたら、アンゲラ・メルケル氏には言うことがあるだろう」と指摘している。
Timeの記者は写真について、トランプ氏のG7への関係を見事に物語っているとの見方を示している。トランプ氏は、サミット2日目に同氏が出席していることとその態度に不満を持つ米国の同盟国の視線を浴びている。
なおトランプ政権の代表者らはこの写真に関して別の見方をしている。ボルトン氏は同写真を自身のツイッターに投稿し「さらに別のG7で他の国々は米国が彼らの銀行になることを待っている。大統領は本日、自信の立場を明確に表明した。もう十分だ」とコメントした。