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米ボルチモアにあるジョンズ・ホプキンズ大学のマイケル・ブラハ氏は、「我々の観察が示すところでは、勃起に関する問題はそれそのものが、その男性の心臓と血管の働きに不調があることを指摘している」と語っている。
ブラハ氏とその同僚らは、60~74歳の初老の米国人およそ2千人の生活を最近4年間にわたって観察する中で、珍しい法則性を発見した。
この期間、学者らの指摘によると、男性らは梗塞や卒中、心臓に関する他の急性の問題を合わせて115件経験。そのうちの一部は死亡に終わり、その他は健康にとって深刻な後遺症につながった。この統計を、この観察に参加した人々が自身の性の問題について何を語ったかということと比較した学者らは、珍しい現象を明らかにした。
自身に勃起が「ない、あるいはほとんどない」と話した男性は、性器官がまだ問題ない初老の米国人と比べて、およそ2~3倍の頻度で心臓の問題の犠牲となっていた。
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