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ガルージン大使は、「我々は自らに向けられた領土的要求を、南クリルも含め、いかなる方面でも受け入れることはない。我々は首尾一貫して、南クリル諸島は第2次世界大戦の結果、連合国間の合意に従ってソ連、ロシアに引き渡されたということに立脚している」と述べた。
ガルージン大使は、第2次世界大戦の結果について、国連憲章において確実なものとされており、そのため国際法上の関係において法としてまとめられていると強調。
「問題となっているのは、ロシア大統領が再三にわたって語ったように、平和条約に関係する問題における妥協を、我々が現在と将来において探るということであり、露日の長期的な戦略的利益に応えるような、また両国国民による理解と支持を伴って承認されるような決定に向かって、将来進んでいくということだ」と付け加えた。
ガルージン大使は、「そのような決定に向かう方法は、何らかの要求や非難を通したものではなく、対決あるいは何らかの非友好的レトリックを通したものでもない」として、「そのような決定に向かう方法は、まず第一に、2国間関係全体の発展に関する、首尾一貫した共同の建設的作業を通したものだ」と述べた。