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ポロシェンコ大統領は、「ロシアに対する訴訟に関する覚え書きの提出は、ロシアが自らの全ての違法行動に対して責任を今後負うことの証明における重要な一段階だ」と強調している。
ウクライナのクリムキン外相によると、覚書は29冊からなり、その重さはおよそ90キロ。
先に、国際司法裁判所(ICJ)は、ロシアに対する一時的措置を定めるよう求めるウクライナの要求を半ば満たした。テロリズムへの資金提供に関する条約違反についての訴訟に関しては、ICJはウクライナ政府に耳を傾けなかったものの、人種差別に関連した要求については認めた。結果としてロシアは、クリミア・タタール人の権利制限を自制することと、クリミアにおけるウクライナ語での教育へのアクセスを可能にすることを命じられた。
ロシア政府は、自らがウクライナ内部の紛争の当事者ではなく、ドンバスでの出来事に関わりはない、またウクライナが政治・経済危機を克服することに関心を持っていると何回も表明している。
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