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記事では「ブルースター F2A」について「装備が貧弱で、速度が比較的遅く、あまり強力ではない同機は、第二次世界大戦初期に日本にかなり苦しめられた」と述べられている。
リストの2番目は、艦上戦闘機「F7U カットラス」。同機は「幅広いがあまり強力ではなく、尾部の独特な形状は操縦士たちにあまり好まれなかった」ほか、カットラス全機の4分の1が事故で大破したという。
「F7U カットラス」
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3番目は、艦上ジェット戦闘機「F3H」(愛称デーモン)。デーモンには「1つのエンジンを搭載した艦上戦闘機に必要とされる信頼性の高い強力なエンジンがなかった。デーモンには様々なエンジンが搭載されたが、すべてが正しく作動しなかった」と指摘されている。
4番目は、迎撃戦闘機「F-102」(愛称デルタダガー)。同機は、ソ連の長距離爆撃機の開発を背景に1950年代に米国で製造が始まった航空機の1つだった。F-102の問題の一つは、高高度に達するのが難しいというものだった。これは爆撃機Tu-95型の迎撃を目的とした航空機にとって深刻な欠点だった。
5番目は、戦闘機「F-104」(愛称スターファイター )。記事では、同機は1958年から米空軍の様々な部隊によって使用されたかなり効果的な航空機だったが、「事故発生率が高かった。空軍での使用期間中に他のどのセンチュリーシリーズ(米空軍の戦闘機群)よりも事故の発生件数が多かった」と述べられている。
また記事の最後では、新たな多目的戦闘爆撃機F-35に言及されており、複数の評論家は同機を史上最悪の米国のジェット戦闘機のリストに加える用意があるが、まだこれについて話すのは時期尚早だと指摘されている。
F-35
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