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NASAは、オポチュニティの活動している地域を覆う強力な塵の嵐がはじまったと伝える。
状況が大きく悪化したため、オポチュニティは非常事態モードに切り替え、時計以外の全機能を停止している。
NASAが見るところ、8年前に起きた同様の嵐はオポチュニティの「兄弟機」である火星探査車スピリットが2010年に機能を停止した原因となった。
この嵐がいつまで続くかはまだわからない。キュリオシティの研究チームで気候学を担当するスコット・グゼウィッチ(Scott Guzewich)氏は、「数十日で終わる火星の嵐もあれば、何ヶ月、何年も続く嵐もある理由は今に至るまでわかっていません」と説明する。
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