政府、9県の避難訓練中止を発表 北朝鮮で緊張緩和

菅義偉官房長官は22日の記者会見で、北朝鮮の弾道ミサイル発射を想定し2018年度に各地で予定していた住民避難訓練を見合わせると正式に発表した。栃木、香川両県など9県が対象。米朝首脳会談開催で緊張緩和が進み、現時点で北朝鮮が弾道ミサイルを発射する可能性は低下したと判断した。日本人拉致問題を巡る対北朝鮮協議の進展へ環境を整える狙いもあるとみられる。
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9県はほかに、宮城、新潟、富山、石川、奈良、徳島、熊本。群馬、福岡両県では既に実施した。

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