米大統領報道官、レストランから追い出される

米大統領報道官のサラ・サンダース氏が、米バージニア州にあるレストランを訪れたところ、レストランのオーナーに退店を求められた。オーナーはその理由として、トランプ大統領が性的少数者に反対する政策をとっているからだと説明した。ワシントン・ポスト紙が報じた。
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先にサンダース氏はツイッターで、トランプ大統領のために働いているという理由で、バージニア州レキシントンにあるレストランでサービスを拒否されたと伝えた。

ワシントン・ポスト紙によると、同レストランでは同性愛者のスタッフが数人働いており、レストランのオーナーのファニー・ウィルキンソンさんは、トランプ大統領が表明した性的少数者の軍隊入隊の禁止にスタッフが不満を持っていることからサンダース氏に退店を求めたという。

「シンゾー、私が2500万人のメキシコ人を送れば君はすぐ退陣だ」トランプ氏
ウィルキンソンさんはサンダース氏に、レストランには守らなければならない一定の基準があると説明した。またウィルキンソンさんは、サンダース氏と一緒にレストランを訪れた人たちは、レストランに残ることもできれば、出ていくこともできると述べたという。

ウィルキンソンさんはまた、サンダース氏の来店を知った時にはすでにサンダース氏へのサービスが始まっており、サンダース氏と一緒に来店した人々は注文を支払うと申し出たが、ウィルキンソンさんはレストラン側がもつと述べ、断ったという。

サンダース氏はツイッターで「ウィルキンソン氏の行動は、私よりも彼女のことをはるかに多く語っている。私は何かに関して意見が異なるかもしれない人々に対して常に敬意をもって接することを心掛けており、今後もそうする」と指摘した。

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