イタリア、ロシア・NATO関係の新たな章を開くよう呼びかける

イタリアは、ロシアとNATO関係の新たな章を開くことを促進する用意がある。通信社スプートニクに、イタリアのピッキ外務次官が明らかにした。
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ピッキ氏は「NATOはイタリアの国際政策の重要な要素だ。だが我が国は重要な戦略的決定について意見を表明することができ、また表明するべきである… イタリアは2002年のローマサミットの精神でロシアとの協力の新たな章を開始することを目指している」と指摘した。

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またピッキ氏は、同国のコンテ首相はロシアのG7復帰を呼びかけたトランプ米大統領を支持していると指摘した。

2002年5月、イタリアのローマで開かれた首脳会議でロシア・NATO理事会が設置された。同理事会はロシアとNATO加盟国間の対話及び調整のための主要な場。

理事会の大使級会合は月に1回以上、閣僚級あるいは首脳級会合は年に2回開催されていたが、2014年にクリミアがロシアに再統合され、ウクライナ東部で紛争が始まった後、理事会の活動は凍結された。

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