北朝鮮船舶、違法積み替えか 日本が国連に報告

東シナ海で船籍不明の船舶が北朝鮮のタンカーに違法に石油を積み替えた疑いがあるとして、日本政府が国際連合安全保障理事会に報告した。外務省が発表した。
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同省によると、6月21、22両日、海上自衛隊の補給艦「はまな」が上海の南南東約400キロメートルの公海上で北朝鮮船籍タンカー「YU PHYONG 5号」と中国国旗と見られる旗を掲揚した国籍不明の船舶を確認した。

安定要因としての朝鮮半島縦断ガスパイプライン
同省は、両船舶が2日間に渡り接舷してホースを接続していたとして、次のように指摘した。

「これらの船舶は,両日とも,接舷(横付け)した上で蛇管(ホース)を接続していたことから,何らかの作業に従事していた可能性があり,政府として総合的に判断した結果,国連安保理決議で禁止されている「瀬取り」を実施していたことが強く疑われる。」
2018年3月の安保理決議第1718号により、同船舶は外国港への入港禁止の対象に指定されている。

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