南極の氷、5年間で1兆トン超消失

国際学者グループは、南極の氷が2012年から2017年までに1兆トン以上解けたとの結論に達した。欧州宇宙機関(ESA)が伝えた。
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ESAのホームページでは「2012年から2017年までに南極は年間2190億トンの氷を失い、海面が年間0.6ミリ上昇した」と述べられている。

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なお2012年までは年平均760億トンの氷が融解し、海面は0.2ミリ上昇した。

最も深刻な変化があったのは南極西部の氷床で、消失した氷は1990年代が年間530億トンだったに対し、現在は1590億トンまで増えたという。

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