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シモニャン編集長の話では、西側では現在、いわゆる「白のマスコミ」といわれる西側が危険視しないマスコミのリスト作成案が検討され始めている。
このリストに入れないと検索システムでヒットする確率も低まってしまう。
シモニャン編集長は、「彼らは非常に好都合なトリックを考えだした。これをむこうでは『プロパガンダ闘争』と呼んでいる。どんなに我々には気に入らなかろうと、これはプロパガンダなのだ」と語っている。
一方でシモニャン編集長はこのアグレッシブな西側のキャンペーンはロシアのマスコミには思わぬ効果を引き起こすかもしれないとコメントしている。なぜなら読むのを禁じられれば、人はますます読みたがるものだからだ。
西側におけるロシアのマスコミを取り巻く状況は近年複雑さを増している。2017年11月、欧州議会が採択した決議にはロシアのマスコミに対する対抗の必要性が記されており、中でも一番脅威を及ぼすマスコミにスプートニクとRTが挙げられている。
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