日本の民間ロケット、打ち上げ直後に爆発【動画】

ベンチャー企業「インターステラテクノロジズ」が保有する民間ロケットを打ち上げる2回目の試みが、失敗に終わった。打ち上げの数秒後にロケットが爆発した。NHKが伝えている。
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長さ10メートルのロケット「MOMO」の打ち上げは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)による支援なしに宇宙へロケットを打ち上げようとの同社による2回目の試みとなる予定だった。

1回目の試みはちょうど11カ月前、2017年7月30日に行われた。長さ10メートル、重量1トンの1段式ロケット「MOMO」1号機は、JAXAではなく、ベンチャー企業によって開発と打ち上げが行われた初のロケットとなる予定だった。

1回目の打ち上げは北海道で行われた。

ところが、一定の時間が経過した後、飛行についての情報が入ってこなくなり、緊急モードでエンジンが停止された。ロケットは高度20キロに到達することができたが、打ち上げ場所から6.5キロ離れた太平洋に落下した。

​2回目の試みもまた失敗に終わった。打ち上げの制御は600メートル離れた距離から遠隔操作で行われていたため、職員は誰も負傷しなかった。見学者に対して立ち入りが禁止されたエリアは、周囲1.5キロの範囲だった。同社は、打ち上げ失敗の原因解明を進めている。

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