スプートニク日本
「これは重苦しい報せだ。ブルガリアは人口統計上の臨床的死にあり、死につつある。私たちは世界で最も速く消え行く民族というわけだ」とアカデミー会員のピョートル・イワノフ氏はコメントした。
一例として、サイト「bgnews」によると、6月29日には120人が生まれ、193人が亡くなった。
6月19日にはウクライナでも人口の絶滅が記録された。同国人口は2018年の第1四半期で8万5700人減り、4230万人となった。死亡者数が出生数を約2倍上回り、死亡者100人に対し、出生数は54人となった。国連では、2050年までにウクライナでは少子高齢化社会となり、出生数で世界172番めの国になる可能性があると算出している。
また、日本の厚生労働省が6月1日に公表した人口動態統計によると、2017年の出生数は前年より3万人少ない94万6060人となった。さらに死亡数は出生数よりも39万人あまり多かった。
関連ニュース