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展覧会では、サッカー界のスター選手40人が正装した上流階級や軍関係者の肖像画のスタイルで描かれた絵が展示されている。
興味深いのは、作者のファブリツィオ・ビリムベッリさん(42)はプロの画家ではなく、大のサッカーファンということだ。ビリムベッリさんはローマでプログラマーとして働いており、サッカー選手たちの「デジタル」肖像画を制作し、スター選手やファンたちの注目を浴びた。芸術学者らによると、ビリムベッリさんの作品はグラフィックタブレットを使って色彩に修正を加えながらデジタル形式で描いたもの。
崇拝する選手たちの勝敗を心配する本物のサッカーファンが選手たちの肖像画を描いているのは素晴らしいことだ。そのような「ディレッタント」の立場は、ある利点を生み出している。ビリムベッリさんの各肖像画には、時折プロに欠けている誠実さがあるのだ。なお展覧会には、「神々のように」というサッカーファンにとって非常に嬉しいタイトルがつけられている。
ビリムベッリさんの作品は、選手たちの個人コレクションに保存されている。
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