韓国と北朝鮮、離散家族再会事業の参加候補者の名簿を交換

韓国と北朝鮮は、朝鮮戦争で離散した家族の再会事業に参加する候補者名簿を交換した。聯合ニュースが、赤十字国際委員会韓国事務所の情報をもとに報じた。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

離散家族の再会事業は8月20~26日に予定されている。

先に、韓国は事前に選出された500人からさらに選定された候補者250人の名簿を用意したと報じられた。

北朝鮮 215人の米兵の遺体を米国へ返還へ マスコミ報道
北朝鮮も200人の名簿を渡した。今月25日までに双方が必要な合意をした後、実際に再開行事に参加する100人の最終的な名簿が交換される。

離散家族の再開は1985年に初めて実施されたが、その後長期の中断があり、2000年に平壌で行われた第1回南北首脳会談の後、再開された。

2000年から南北関係の悪化で再び中断となる2015年までに、離散家族の再開は200回行われた。

1988年、韓国には北朝鮮にいる身内との再開を望む人が13万2000人いたが、現在その数は減少し、半数以下の5万7000人となっている。

関連ニュース

一日も早く実現を韓国 北朝鮮に離散家族の対面を呼びかけ

コメント