教祖死刑でも「危険体質」に変わりなし 公安がオウム関連施設に立ち入り検査

オウム真理教の元代表、松本智津夫(63)に6日午前、死刑が執行されたことをうけ、日本全国にあるオウム真理教関連施設では一斉に公安調査庁による立ち入り検査が行われた。
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公安調査庁内に設置された「麻原死刑囚の刑の執行に伴う特別調査本部」はオウム真理教関連施設の立ち入り検査および情報収集を開始している。

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オウム真理教はバブル期の1989年に設立された。1994年に起こしたサリン事件後、2000年に廃止され、「アレフ」と名称を変えた。現在の信者数は時事通信の報道による公安調査庁の調べではアレフと新組織「山田らの集団」が約1500人、ひかりの輪が約150人。「ひかりの輪」は松本死刑囚を教祖とは仰いでいない一方で「アレフ」は未だに松本死刑囚の説教のビデオを繰り返し見せており、教祖として仰いでいる。

公安調査庁は、松本死刑囚を直接的に教祖としてあがめていない場合もいずれの団体も松本死刑囚の影響下にあり、「危険な体質」を保持していることには変わりないとし、引き続き警戒していく姿勢を崩していない。

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