スーパー台風「マリア」、中国東部へ 14万4千人超が避難

スーパー台風「マリア」(台風8号)が11日朝、中国の東部沿岸に位置する福建省と浙江省の沿岸に襲いかかり、土砂降りの雨や強い突風、高い波、部分的な浸水をもたらし、14万4千人超が避難したと、中国中央テレビが伝えている。
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台風は現地時間9時10分、沿岸に襲いかかった。

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浙江省の5都市の当局は、地元住民14万4千人超を安全な場所へ避難させることを余儀なくされ、港には2万隻を超える漁船と、ほぼ5千隻の他のタイプの船が帰還した。観光施設は閉鎖され、沿岸地区の住民らに対しては、極度の必要性がない場合には建物から出ないよう勧められている。

台風の影響は台湾でも感じられ、学校や幼稚園は閉鎖、一連の都市では国家機関が活動していない。悪天候は台湾で空の便の深刻な乱れを呼び起こし、台北の空港では数百のフライトが取り消されている。

気象予報によると、台風「マリア」は11日には、北西方向の大陸の奥深くに進むにつれて徐々に勢力が弱まる見通し。

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