トランプ氏の「ノルド・ストリーム」批判 露大統領府がコメント

バルト海を経由してロシアとドイツをつなぐガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」に対するトランプ米大統領の批判について、ロシアのペスコフ大統領報道官は、不公平な競争の現れでありパイプラインで供給されるロシア産天然ガスより高い米国の液化天然ガス(LNG)を欧州に強要する試みだと反論した。
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トランプ氏は11日、ドイツがガス供給を通じてロシアに完全に支配されていると批判。

ガスパイプライン「ノルドストリーム2」の敷設工事 ドイツで開始
米国が北大西洋条約機構(NATO)加盟国としてドイツを守る義務があり、ドイツより多くの防衛費を費やすなか、ドイツがロシア産天然ガスに数十億ドルを支払い、ガスのために新たなガスパイプライン(ノルド・ストリーム2)を敷設する計画であることは全く容認できないと主張している。トランプ氏は後に、「ロシアへのパイプラインドルは容認できない」と再び批判した。

ペスコフ報道官は12日、「この商業プロジェクトへの言うなれば多様な攻撃組織に関する試みについては、私たちは以前も、これが不公平な競争の現れだと見なすと述べていた。より効果な液化天然ガスを取得させるよう欧州の購入者を強いる試み以外の何物でもない」と反発した。

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