NATO、リビア空爆で劣化ウラン弾を使用=報告書

リビアの原子物理学チームは、2011年のリビア空爆で北大西洋条約機構(NATO)が劣化ウラン兵器を使用していたとする報告書を発表した。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

劣化ウランは医療及び軍事産業で用いられている。劣化ウランが発がん性を持ち、その他の重病を引き起こすとする証拠も存在すると報告書にはある。

2011年2月中旬、リビアで同国を40年以上統治していたカダフィ大佐の退陣を求める大規模デモが開始。これを発端に政府軍と反カダフィ派が衝突する軍事闘争に発展。国連安全保障理事会は3月17日、リビア上空に飛行禁止区域を設け、国際的な軍事介入を認める決議を承認した。19日はじまった軍事作戦には英仏米に加え、カナダ、ベルギー、イタリア、スペイン、デンマーク、ノルウェーが参加した。

関連ニュース

伊紙「米、リビア空爆の実際の規模を隠蔽」

カダフィ大佐の元通訳、サルコジ元大統領選挙運動への資金提供について語る

コメント