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隣にある地球の「いとこ」、居住可能と判断 天文学者

地球から僅か11光年しか離れていない、我々に最も近いところにある地球に似た惑星「ロス128b」は、「地球型」の内部構成と温暖な気候を有しているに違いなく、このことは惑星表面に生命が存在する可能性を高めると、「アストロフィジカルジャーナル・レターズ」誌に掲載された論文で天文学者らが述べている。
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ロス128bに非常に近いところにある「赤色矮星」、つまり我々の太陽の双子の、およそ50億年という十分に高い年齢を考慮に入れ、ロス128bでは生命の発生と維持にとって好都合な、十分に温暖で穏やかな気候が優勢であると、学者らは推定した。

観測結果が示したところでは、主星であるロス128の表層は、太陽とほぼ同程度の炭素やチタン、鉄を含んでいる。

このことは、その周囲を公転するこの惑星がほぼ「地球型」の構成と密度を有していることを意味する。ただ、惑星の核は地球のものよりも少し大きく、密度が高いものになる。

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