米国でロシアの女性がスパイ活動容疑で訴追

米司法省が16日、ロシアのスパイとして活動したとして、ワシントン市内在住のロシア人の女マリア・ブティナ(29)を連邦地裁に刑事訴追したことが明らかになった。時事通信が伝えた。
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露米首脳会談「ロシアと折り合いを」=トランプ大統領
ブティナさんは2015年から少なくとも去年2月まで、ロシア高官の指示で米国の個人や団体と関係を構築しており、ロシア政府の工作員として行動することを共謀した容疑で15日に逮捕され、訴追された。同省はこの高官について「元ロシア連邦議会議員で、後のロシア中央銀行首脳」としており、米政府から制裁指定を受けているトルシン中銀副総裁とみられている。

ロシア下院外交委員会のスルツキー委員長は、「今の事件は先に露米首脳会談後の会見でトランプ米大統領が述べたような魔女狩りにすぎない。馬鹿げた、根拠のないクレームだ」とコメントした。

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