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カーネギー研究所のスコット・シェパード氏率いるグループが新たな衛星に初めて気づいたのは2017年の春だった。
シェパード氏は「木星は、我々が太陽系の遠方地域の調査を行う空間にあった。このことから我々は幸運なことに太陽系の端に惑星を見つけようとして、偶然に木星の衛星を見つけることになった」と語っている。
発見された中でも他と類似点を持たないのがヴァレトゥド衛星で、直径1キロ未満と衛星のなかでは最小。他の衛星に比べ木星からずっと遠くに離れている一方で逆行衛星と交わる軌道を持っており、それとの衝突するの可能性もある。
今回の発見は太陽系の発展の初期段階を紐解く一助になりえると期待されている。
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