スプートニク日本
HTT社では、「HTT社がプロジェクトの技術的・工学的部分と、基本的設備の提供に責任を負う。『Tongren』は証明や基礎的な基準、システムの建設に携わることになる」と説明している。
高速システムの予定ルートについては、市行政当局が決定する。融資は官民パートナーシップを通して実現され、この際に資金の50%は中国企業が割り当てる。
「ハイパーループ」は、鋼鉄のパイプからなるシステムで、これらのパイプの内部を、空気動力学的「クッション」の上に乗った気密カプセルである列車が移動するというもの。理論では、時速1200キロにまで加速できる。この構想を発案したのは、自動車メーカー「テスラ・モーターズ」とロケット製造企業「スペースX」の創業者である億万長者のイーロン・マスク氏。