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ゴルバトフスキー氏は、「オーロラ航空の旅客機が現地時間12時47分にメンデレーエフ空港に着陸した。現在、ビザなしで渡航した70名が入国手続きを行っている」と述べた。
同氏によると、70名のうち26名が択捉島に渡る。飛行時間はおよそ50分。23日には国後島に戻り、また同日中に日本に帰国する予定だ。
渡航者の大半は以前にクリル諸島で暮らしていた者たちであり、今回の渡航の目的は国後島や択捉島のお墓参りだという。
ビザなし交流は、クリル諸島のロシア人住民と日本国民の相互理解の深化および平和条約の締結を目的として1992年より始まった。この交流は外務大臣の発行する身分証明書さえあればビザなしで渡航が認められている。2017年9月には、チャーター便による日本からクリル諸島への初の渡航がなされている。
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