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草案の説明によれば、絶滅危惧種であるこれらの動物たちは、国外の非合法市場で極めて大きな需要があるため、法的保護を行うための特別措置の制定が求められている。今年3月、最高検察庁は、過去2年間でロシア国内のヒグマの個体数は36%、約14万3千頭も減少したと発表した。
ヒグマが減少する理由の一つとして、当局は密猟を指摘している。最高検察庁は6月、ロシア国内の絶滅危惧種をまとめたレッドリストに、すべての種類のヒグマを追加するよう指示した。法律によると、ロシアで密輸をした場合、最長12年の懲役及び最高で100万ルーブルの罰金が科される。密猟の場合は、最大で50万ルーブルの罰金または懲役2年となっている。
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