日本のクリル墓参団の衛星電話を没収した理由をロシアの税関当局が説明

22日、墓参のため南クリル諸島(北方領土)を訪れた日本代表団の政府関係者らが、クリルの税関職員に衛星携帯電話を没収された。極東税関局は通信社スプートニクに没収の理由について、衛星電話は申告されず、持ち込み許可も得ていなかったと説明した。衛星携帯電話は現在も税関で保管されているという。
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スプートニク日本

先に日本は、南クリルの元島民らによる空路による墓参に同行した日本政府関係者らの衛星携帯電話が没収されたため、ロシア側に抗議した。電話はユジノクリリスクの空港で没収された。

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ロシアの税関当局者によると、没収された衛星携帯電話は計6台。税関当局者はスプートニクに没収の理由は2つあると指摘し、「日本人はロシア連邦通信・情報技術・マスコミ監督庁から衛星携帯電話の持ち込み許可を得ず、電話は申告もされていなかった。衛星電話は没収され、税関ポストで保管されている」と語った。

なお税関当局者は、どのような形で衛星電話が持ち主に返却されるかは明らかにしなかった。

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ロシアに衛星携帯電話などの通信手段を持ち込む際には許可が必要となる。日本は南クリル諸島を自国の領土と見なしており、同諸島でのロシアの法律の適用を認めていない。

日本のマスコミによると、日本外務省は衛星電話の没収について「我が国の法的立場にかんがみ、受け入れられず、遺憾である」と抗議した。

22日、今シーズン初のチャーター機による南クリルへのビザなし訪問で日本人70人が北海道・中標津空港からクナシリ島およびエトロフ島へ出発した。日本の墓参団は、両島で先祖の墓を訪れ、23日、北海道に戻った。

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