スプートニク日本
ストルチャク氏は「暗号資産は、議題の複数のテーマに関する協議で触れられた。金融規制でも、新興国への融資でも触れられた。みたところ、まだ共通のアプローチはない.ようだ… 一方、G20は、暗号資産の金融的安定性上のリスクはまだないと明白に認識した。これが主な結論だ」と指摘した。
G20の最終コミュニケによると、暗号資産は今のところ世界金融の安定性を脅かしてはいないが、同分野の状況を管理する必要がある。
G20参加国は、マネーロンダリングに関する金融活動作業部会(FATF)に対し、暗号資産に適用されるFATF基準を今年10月までに明確にすることも要請した。
ストルチャク氏はまた、G20の全参加国は、金融セクターにおける技術開発に関して共通見解を維持していると指摘した。同氏は「私の視点からすると、重要なのは仮想通貨の製造技術そのものや、マイニング技術への非干渉に関する合意が履行されていることだ。また工学へもG20諸国の財政・経済ブロックのレベルから誰も干渉しておらず、干渉しようともしていない。ビジネスは穏やかでいられる」と語った。
関連ニュース