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ポクロンスカヤ氏は自身が正教会の信徒であり、確立されたすべての教会の規則に従っていると発表。さらに、この疑惑はニコライ2世とバレリーナ、マチルダの恋愛を描くロシア映画「マチルダ」に対する市民の訴えに関した活動を受けたものだろうと指摘。
「私の敵対者は、何らかのカルト、『懺悔聴聞師』、ツァレボージニキについての説を広めた。さて、告白するが、これはおそらく、映画と自らの汚れから人々の注意をそらすのに最も成功した掘り出し物だっただろう。」
ポクロンスカヤ氏は、「懺悔聴聞師」など自身にはいないし、いなかったとしたうえで、多くの教会や修道院に通ったことがあり、通っていると付け加えた。
2014年にクリミアがロシアに統合した後、ポクロンスカヤ氏はネット上のスターになった。その助けをしたのは、ポクロンスカヤ氏の動画や、アニメスタイルで描かれた同氏のミームを拡散した日本とロシアのSNSだった。
一方、その後ポクロンスカヤ氏は互いに矛盾する発言や宗教的なテーマに関連したスキャンダルで有名になった。下院議員であるポクロンスカヤ氏は、ニコライ2世とバレリーナのロマンスを描いたロシア映画「マチルダ」に積極的に反対した。ポクロンスカヤ氏は映画について、歴史的に不確実な事実に溢れており、「文化分野における反ロシア的および反宗教的挑発だ」と述べた。
ポクロンスカヤ氏の行動は、若者をはじめとした一部のロシア社会の嘲笑と不満を呼んだ。
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