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先に菅官房長官は、ロシア当局が日本の政府関係者や報道関係者が持参した衛星携帯電話を没収したことから、ロシア側に抗議した。
ポドルジナヤ報道官は「日本代表団がクナシリ島とエトロフ島を訪問した際に税関職員が差し押さえたガジェットは、『税関申告の対象となる物品の規定様式による未申告』と『ユーラシア経済連合の関税領域への商品持ち込みに関する禁止および制限違反』の2つの条文に関する物的証拠である」と説明した。
ポドルジナヤ氏によると、ロシアの法律はこれらの違反に対して罰金あるいは罰金ならびに差し押さえた物品の没収を規定している。
22日、今シーズン初のチャーター機による南クリルへのビザなし訪問で日本人70人が北海道・中標津空港からクナシリ島およびエトロフ島へ出発した。日本の墓参団は、両島で先祖の墓を訪れ、23日、北海道に戻った。