米、8月にもイラン攻撃か

米国が8月にもイランに対し攻撃を加える可能性があり、攻撃実施ではオーストラリアと英国が米政府を支援するかもしれないと、オーストラリア政府内の複数の筋の話として「オーストラリア放送協会(ABC)」が伝えている。
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ある筋の情報では、オーストラリアは米国に対し、攻撃実施に向けたイラン国内の複数の施設確定で支援を行う可能性がある。情報提供による類似の対米支援を、英情報機関も供与する可能性がある。

今週、トランプ米大統領はツイッターに、イランのロウハニ大統領に向けた威嚇的なメッセージを投稿。「もうこれ以上決して、合衆国を威嚇してはならない。さもなければ、あなたを待ち受けているのは、全ての歴史上経験した者が少ないような結果だ。我々は最早、あなたによる気違いじみた、暴力と死の言葉を許す国ではない。気をつけていただきたい」と書き込んでいた。

トランプ大統領がこのように反応したのは、もし米国がイランとの紛争を開始するならば、その紛争は「全ての戦争の母」になるとのロウハニ大統領による発言に対してだった。

ABCは、オーストラリア政府内ではトランプ大統領による威嚇の現実性に関する見解が分裂していると指摘。ある者が米国による対イラン軍事力行使をあり得ると考える一方で、他の者は、この紛争が中東地域全体にとって危険な結果を招く可能性があるため、事態はそこまでは進展しないだろうとみなしている。

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