スプートニク日本
同部族の領域が牧場経営者に奪われないためには、FUNAIは毎月、この男性が生きていることを証明する必要がある。最後に男性が目撃されたのは2016年だった。
部族の領域は8000ヘクタールを覆い、男性はそこでとうもろこしやバナナ、パパイヤを栽培している。さらに動物を狩り、穴を掘って底に鋭い槍を置いた罠を設置している。男性は55〜60歳だと見られる。
1970年代からこの部族は牧場経営者など外部の人間からの攻撃を受けてきた。1995年にはこの男性以外の部族全員が殺害された。それから男性は22年間、全世界から孤立して1人で生きている。
関連ニュース