自民・石破氏、挑む姿勢強調 「反軍演説」斎藤氏の記念館で

自民党の石破茂元幹事長は28日、兵庫県豊岡市で、戦前の帝国議会で軍国主義に反対する「反軍演説」をした斎藤隆夫元衆院議員の記念館を訪れ、反骨精神あふれる政治家だった斎藤氏に共感を示した。
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9月の党総裁選をにらみ、斎藤氏に自身を重ね合わせ、連続3選を期す安倍晋三首相に挑んでいく姿勢をアピールした格好だ。

記念館訪問後に「どんなに批判されても言わないといけないことを、きちんと言う政治家が、この国にいた。(自分も)そうありたい」と記者団に述べた。

斎藤氏は1940年2月、代表質問で日中戦争の意義に疑問を投げ掛け、軍部の怒りを買って衆院議員を除名された。

(c)KYODONEWS

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