マレーシア航空MH370便の乗客の親族、最終報告書には新情報がないと発表

2014年にインド洋で消息を絶ったマレーシア航空MH370便の乗客の親族らは、調査の最終報告書には同機の行方がわからなくなった原因に関する新情報がないと発表した。30日、ロイター通信が報じた。
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ロイターによると、報告書ではミス、またプロトコルや指示の不履行が指摘されている。

MH370便の1人の乗客の娘は「私たちは、これらのミスが繰り返されないこと、そして将来それらを防ぐための対策が講じられることを願っている」と述べた。ロイター通信が報じた。

専門家:2014年マレーシア航空370便謎の行方不明の裏には、殺人者の機長がいる
マレーシア航空MH370便(ボーイング777- 200型機)は、2014年3月8日未明にマレーシアのクアラルンプールから中国の北京に向けて飛び立ち、約2時間後にレーダーから消えた。同便には、乗客227人、乗員12人が搭乗していた。2015年1月、マレーシア当局は、同便は墜落し、搭乗者は全員死亡したという推定を正式に発表した。3年間で計12万平方キロメートルにわたる範囲が調査されたが、航空機の痕跡は全く発見されなかった。

今年1月、マレーシア政府は、米企業「オーシャン・インフィニティ」と新たな捜索活動に関する契約を結んだ。

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