中国で狂犬病ワクチン製造をめぐるスキャンダル勃発

中国で狂犬病ワクチン製造をめぐる大きなスキャンダルが勃発した。今回問題となっているのは、吉林省長春に本社を置く大手製薬会社「長春長生生物科技(Changchun Changsheng Life Sciences)」。
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当局の調査により、中国における狂犬病ワクチン製造量で2位の「長春長生生物科技」が、ワクチン製造に関するデータを捏造し、国の品質管理基準に違反していたことがわかった。

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「長春長生生物科技」は早急にワクチン製造を停止しなければならない。

なお基準に違反して製造されたワクチンは市場に出ておらず、管理下に置かれているという。現在、調査が続けられている。

一方、中国のSNSウェイボーでは活発な議論が行われ、「長春長生生物科技」の行為が批判されている。子供を持つ1人の親は、「長春長生生物科技」を「汚らわしいおろか者」と呼び、同社に対し「どうしたらいいのか我々に教えてください。私たちの子供はあなたたちが製造したワクチンを受けたんですよ!一体どうやったらこのような薬を偽造できるんですか?」と怒りをあらわにした。

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