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「軍のすべてを『アルマータ』であふれかえらせる必要がどこにある? ロシアのT-72戦車には市場で莫大な需要があり、みんなが買っていく。『M1 エイブラムス』(米国)や『ルクレール』(仏)、『レオパルト』(独)に比べた場合、価格、有効性、質ははるかにこれらを凌駕している。ブーメランも同じ状況だ。」ボリソフ副首相はこう述べている。
軍事専門家のアレクセイ・レオンコフ氏は30日、最新のT-14「アルマータ」の価格は軍でのテスト使用の結果、どのノウハウを外すことが出来るかが明らかになれば下げられる可能性があると指摘し、「副首相の発言は『アルマータ』を葬り去るものではない」と説明している。
レオンコフ氏は、「アルマータ」には多くの最新の技術ソリューションが使われており、テスト使用の段階でどれが実際に必要が、どれを拒否できるかが分かり、これによって価格は下がると語った。