北朝鮮の非核化は日露双方の利益-小野寺防衛相

日本の小野寺防衛相は、31日にモスクワで開かれた露日外務・防衛閣僚協議(「2+2」)の結果に関して、ロシアのショイグ国防相と北朝鮮に関する国連安全保障理事会決議を遵守するための今後の協力について合意したことを明らかにした。
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小野寺防衛相によると、ショイグ国防相との会談では、日本とロシアの防衛政策や北朝鮮問題について率直な意見交換を行い、双方は多くの点で意見が一致した。

また北朝鮮の非核化は日露双方の利益であるとの理解に達し、国連安保理決議を遵守するために今後も協力を続けることで一致したという。

イージスの照準はロシアではない 日本の防衛相がショイグ露国防相に確約
「2+2」には、ロシア側からラブロフ外相とショイグ国防相、日本側から河野外相と小野寺防衛相が出席した。

ラブロフ外相は、ロシアと日本は北朝鮮に関して達成された合意を歓迎していると述べた。

ラブロフ外相は「2+2」を総括し「我々は、朝鮮半島情勢で現れた肯定的な傾向を歓迎した。今はまだ非常に脆いプロセスが中断するのを防ぐために、自制と柔軟性を発揮するよう全当事者に呼びかける」と語った。

またラブロフ外相は、ロシアと日本は朝鮮半島問題を北東アジアに位置するすべての国を考慮して総合的に解決することを支持していると指摘した。

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