朝鮮戦争の米兵の遺体が北朝鮮から米国へ到着

朝鮮戦争時、朝鮮民主主義人民共和国の領域で戦士した米兵55人の遺体を乗せた米空軍の輸送機が2日、ハワイ州ホノルルのヒッカム空軍基地に到着した。フォックス・ニュースが報じた。
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この遺体の引き渡しは先日のシンガポールでの米朝サミットで合意に達していたもの。ヒッカム空軍基地では厳かな式典が行われ、父親が朝鮮戦争に従軍したというマイグ・ペンス米副大統領がこれに列席した。

ペンス副大統領は「トランプ大統領は約束を守った金代表に感謝していることを私は知っている。ただし今日は始まりにすぎない。戦死した我々の英雄が全員見つかるまでは、作業はまだ終わらない」と演説した。

先週金曜27日、55人の米兵の遺体を乗せた輸送機は北朝鮮から韓国にある米軍の烏山空軍基地に到着していた。これは6月12日のシンガポールでの合意の初めての遂行となった。

1950~1953年の朝鮮戦争では、約7700人の米兵が行方不明となった。米国防総省によると、北朝鮮側は先に200人の米兵の遺骨が存在することを発表した。

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