ロシア大手銀行「ズベルバンク」がロボット・アバターを開発

ロシア大手銀行のズベルバンクは話し相手の質問に答え、様々な感情を表すことのできる独自の人工知能ロボット「ニカ」を開発した。同行のロボット技術センターのアリベルト・エフィーモフ所長がスプートニクからの取材に明らかにした。
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エフィーモフ所長は「文字通り先日、ニカという名称のロボットをプレゼンテーションしたばかり。これは人工知能のアバターとなるもの」と語っている。

アバターとはオペレーターとシンクロするロボット。オペレーターとは通信チャンネルで接続し、その行動を繰り返すことができる。

エフィーモフ所長は「このロボットの背後には最強の対話エージェントに数えられるiパヴロフが存在している。我々はこのプロジェクトを活発に開発しているが、我々のロボット技術ラボではこれを物理的に体現したものを準備している。それがアバターで人間の頼りになる友人、ヘルパーになるものだ」と語っている。

ズベルバンクとモスクワ物理技術研究所は2107年、人と自然に会話できる人工知能システムの製造を目指すiパヴロフ・プロジェクトの開発合意を結んでいる。合意締結の際、ゲルマン・グレフ総裁は、同プロジェクトの結果、ズベルバンクの作業にインテグレートされ、クライアント・サービスを新たなレベルに引き上げる新たなビジネス・アプリケーションが誕生すると説明していた。

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