中国・名門寺院の住職、女性僧侶へ性行為を強要の疑い

中国にある名門寺院の住職に、女性僧侶へのセクハラと性的暴行の疑いがかかっている。人民日報系の環球時報が報じた。
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麻酔下の女性患者を強姦 ベトナム看護師
北京・龍泉寺の女性職員2人は、学誠住職が複数名の女性僧侶にハラスメント行為を行い、性的行為を強要するため「彼女らの理性をコントロール」したと地元当局に訴えた。

2人はまた、学誠住職がわいせつなメッセージを複数送ったと伝える。学誠住職はハラスメント行為を仏教の教義を学ぶ一部だと主張していた。

女性らは、ある女性職員が助けを求めてきたことを受けて、独自に調査を開始。その女性職員は2017年12月に龍安寺を訪れると、住職が性的メッセージを送ってきた。訴えを起こした2人は、メッセージを送ったのが確かに学誠住職である確信を得るため、公安部に向かった。

龍安寺は容疑を全て否定。住職の罪の証拠はないと主張した。さらに、龍安寺は当局に捜査を行うよう要請し、学誠住職は訴えの写しを中国版ツイッター「微博(weibo)」に投稿した。住職はコメントを控えているが、地元当局の取り調べを受け、後に解放されたことが明らかになっている。

学誠住職は中国人民政治協商会議常務委員会委員で中国仏教協会会長でもある。

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