露軍警察のゴラン高原展開、イスラエルと調整済み

ロシア軍警察部隊のゴラン高原での展開は、イスラエル側との調整後に行われたものだと、在ロシアのイスラエル大使館がスプートニクに対し明らかにした。
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スプートニク日本

同大使館の報道担当者は、「在ロシアのイスラエル大使館は、ロシア軍警察部隊の展開がイスラエルとの調整後に行われたことを確認する」と述べている。

ロシア軍参謀本部作戦総局のルツコイ局長が先に発表したところでは、国連兵力引き離し監視軍(UNDOF)が2日、ロシア軍警察に伴われ、ゴラン高原にあるシリア・イスラエル間の兵力引き離し地帯において、この6年間で初めてのパトロール活動を行った。

ゴラン高原は中東に多くある係争地のひとつで、すでに半世紀イスラエルが実効支配している。1944年〜1967年はシリアに帰属していたが、第三次中東戦争中にイスラエルが占領し、併合。国連安全保障理事会は併合を違法だと認めた。イスラエルもシリアもゴラン高原を自国領土の一部だと考えている。

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