大使館にロシア人スパイと英紙報道 米シークレットサービスは否定

米シークレットサービスが、在モスクワ米大使館で10年間勤務したロシアの女性スパイに関する英紙ガーディアンの報道は、根拠のない情報を用いて作成されたと発表した。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

「記事は『匿名』筋の主張に基づいた無責任で不正確な報道だ。」と米シークレットサービスのサイトで指摘。

また、ガーディアン紙が記事を公開する前に、シークレットサービスは編集部に公式声明を提供し、根拠のない情報を明らかに否定する一般的な情報を伝えたという。

プーチン氏がトランプ氏に贈ったボールには信号送信チップ=ブルームバーグ【写真】
ガーディアンは先に、情報機関筋の話として、ロシアの連邦保安局(FSB)とつながりを持つロシア人女性が10年間、モスクワの米大使館で勤務し、雇用先の米シークレットサービスの文書にアクセスしていたと報じた。同紙は、シークレットサービスが必要な検査を行わず、女性が民主党のサーバーハッキングに役割を果たした可能性があるとして、この件が独立した調査に値すると主張している。

同紙の情報筋は、ロシア人職員が組織のイントラネットと電子メールへのアクセス権を持ち、米大統領と副大統領のスケジュールへのアクセス権を持っていた可能性もあるとした。

関連ニュース

コメント