ロシア、5日から米国製品に対抗関税導入

米国の鉄鋼およびアルミニウムに対する関税の発動を受け、ロシアは5日から米国製品への新たな関税率を導入する。
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ロシアの専門家によると、米国の保護貿易による損失額は約5億3700万ドルに上る。マキシム・オレーシュキン露経済開発貿易相は、「ロシアによる米国に対する追加関税は年間約8700万ドルで、これは世界貿易機関(WTO)が定めるルールに則ったものである」と主張している。残りの4億5000万ドル規模の追加関税は3年後、もしくはWTOの決定により導入される。

米国は3月、安全保障上の脅威を理由に、欧州連合(EU)やその他の国々から輸入される鉄鋼およびアルミニウムにそれぞれ25%、10%の追加関税を導入している。

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