ソウル警察、露巡洋艦発見の企業を捜索 仮想通貨に関係か

ソウルの警察総局が7日、日露戦争時に沈没したロシアの巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」を発見したと先に発表していた韓国企業「シニル・グループ」本社で捜索を開始した。聯合ニュースが伝えた。
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韓国で、日本海で発見されたロシアの巡洋艦の当事者の権利についてコメントされる
同社には詐欺の容疑がかけられている。巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」を発見したと7月15日に発表した後、同社の株価は139%跳ね上がった。その理由となったのは、同巡洋艦の艦内に1300億ドルに達する可能性がある価値を持つ金(ゴールド)があるとする、同社によって追加されている噂だった。捜査情報によれば、発見された巡洋艦を巡る投機的動きが盛り上がる中で、同社は僅か数日間で相当な資金を稼いで独自の仮想通貨販売を始めた。

1883年に進水した巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」は日本海海戦に参戦。多数の損傷にもかかわらず、最後の可能性に至るまで戦闘を行った。降伏することを望まなかった乗組員らは、1905年5月29日に同巡洋艦を沈める決定を下した。

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