通信社スプートニクは、「0ユーロ紙幣」の製作者に話を伺った。
額面0のユーロ紙幣は、旅行者やコレクターの間でますます人気が高まっている。ヨーロッパの遺産が描かれた同紙幣は、観光地で1枚2ユーロで売られており、専用の自動販売機で購入することができる。
Euro Banknote Memory社のリチャード・ ファイユ社長は「この新たな紙幣は、世界最大規模の造幣局と共同開発された。古典的紙幣のすべての特徴を有しており、透かしやホログラム保護などがある」と語った。
このような保護は、たとえ額面が0であっても、紙幣のコストを増加させる。
「デュースブルク」スタジアムが描かれた紙幣は、現在オークションサイト「eBay」で1000ユーロで売られており、3000ユーロに達する紙幣もあるという。
最近、サンクトペテルブルクのイサアク聖堂が描かれた紙幣も発行された。