米でイマームの息子逮捕 子供用訓練キャンプ設置、学校での殺人に向け養成

コロラド州との州境付近の砂漠で、栄養失調に苦しむ1~15歳の子供11人が発見されたことを受け、ニューメキシコ州タオス郡の裁判所が発した令状により、シラジ・イブン・ワハジ容疑者(39)が逮捕された。裁判の文書では、ワハジ容疑者が一部の子供に対し、将来学校で銃による大量殺人を行わせるためにアサルトライフルの使い方を教えていたと述べられている。養成は、アマリアという小さな町の外れで行われていた。キャンプに収容されていた子供らは、警察官らの話によると、靴を履かずに歩き回り、衣服の代わりに「汚いぼろきれ」を着ており、第3世界諸国から来た難民のように見えたという。
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警察は、「自分たちは飢えていて、食事と水が必要だ」との匿名の通報を受けた後に特別作戦を実施。3日にはキャンプで男2人と女3人の合わせて5人が拘束され、子供らを残酷に扱った罪で起訴された。ワハジ容疑者のもとでは「AR-15」ライフル1丁と拳銃4丁が発見されたが、拘束は事故・事件を伴わずに済んだ。

息子であるワハジ容疑者と同名の父親は、ニューヨーク・ブルックリンの著名なイスラム教活動家とされ、米国で「最も尊敬されているイスラム教指導者の1人」と考えられている。父親は1991年、米下院の開会前に祈りを捧げた最初のイスラム教徒となった。

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